![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/実績利回り10%以上?不動産クラウドファンディング投資のCOZUCHIのメリットとデメリットを徹底解説.jpg)
CMを打ちだしたこともあり、
近ごろ注目を集めている
不動産投資クラウドファンディングの
「COZUCHI」。
少額から不動産投資ができ、
実績利回りも10%超をほこるため、
人気上昇中です。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-18.jpg)
*公式YouTubeより
この記事では、
不動産投資家で
宅地建物取引士でもある
筆者が、
そんなCOZUCHIの仕組みやメリット、
デメリットについてまとめました。
結論、
COZUCHIは
こんな人におススメです。
1.少額(1万円~)から不動産投資をはじめたい人
2.リスクを抑えた形で不動産投資をしたい人
3.スマホでかんたんに投資をしたい人
4.高い利回りを期待しつつ、長期安定的に運用をしたい人
「百聞は一見に如かず」
ともいいますので、
YouTubeにあがっている
COZUCHIの
公式紹介動画をまずはご覧ください。
この記事を書いた人
・宅地建物取引士
・不動産会社経営
・一棟アパート、区分所有マンション、戸建てなどの不動産を運用中
目次
COZUCHIとは?:会社概要
COZUCHIは
「LAETOLI株式会社」
が運営する
クラウドファンディング型
不動産投資サービスです。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-6.png)
厳密には、
「不動産特定共同事業 第1号及び第2号事業者」
にあたります。
1999年創業と
20年以上の創業実績が
あるのですが、
非上場ですし
お金を預けるには
少し不安に思う方もいるはず。
投資判断をするうえで、
特に不動産に関しては
批判的目線で見ることは大切です。
ただ、
「不動産特手共同事業 第1号」
を取得するのは要件的に難しく、
これを取得している会社は
わりと安心できます。
くわしくは割愛しますが、
たとえば「不動産特手共同事業 第1号」
を取得するには以下の条件を
満たす必要があります。
■不動産特殊共同事業第1号の取得要件例
・資本金1億円以上
・国交大臣または都道府県知事による許可(COZUCHIは東京都知事許可を取得)
・宅地建物取引業者免許を受けていること(COZUCHIは東京都知事許可を取得)
・不動産特定共同事業を営むための必要な財産、人材、法的要素が基準を満たすこと
分かりやすさを重視し
簡潔に書いていますが、
最低でもこれらを
満たしている企業である
ことが分かります。
各種の資格を持った
不動産のプロ(人材)が、
問題のない財産的基盤(資本金)を持ちつつ、
不動産業者として
適切に事業を遂行している(法的要素)。
といったことが認められないと、
この事業者にはなれないんですね。
なので、
ぽっと出のよく分からない会社
というわけではまったくなく、
COZUCHIはしっかりと実績のある
企業のサービスということになります。
COZUCHIとは?:その仕組み
COZUCHIの運用の仕組みは、
投資家から得た資金を不動産に投資し、
その分配金を投資家に返す
「クラウドファンディング型の不動産投資」です。
正確には
「不動産特定共同事業法を活用した匿名組合型の不動産小口化商品」
となります。
下記の図のように、
「一般投資家(われわれのような)」から出資を受けたお金を、
「共同投資」でCOZUCHIが物件を購入・運用し、
そこから生まれた利益を
投資家に戻す形です。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-9.png)
*公式HPより
その投資ルールは
「1万円から投資可能」
「案件を選ぶだけで運用はプロにお任せ」
「購入手数料、運用手数料などが無料」
など投資家にとって
有利な点が多いです。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-10.png)
*公式HPより
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-13.png)
*公式HPより
1万円からでも投資可能なのは、
さすがクラウドファンディングという感じ。
不動産投資はまとまったお金がないと始められない、
という常識をくつがえしてくれます。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-14.png)
*公式HPより
物件の選定、
運営まで運用はプロにお任せできます。
不動産のノウハウがなくとも
はじめることが可能です。
COZUCHIのメリット
ここでは
COZUCHIのメリットについて説明します。
- プロが物件の目利きをしてくれる
- 投資対象の物件が豊富
- 元本棄損の経験なし
- 登録から投資までがめちゃくちゃ早い!15分くらい
- リターン上限なし
プロが物件の目利きと維持管理をしてくれる
クラウドファンディング型の
不動産投資で
1番のメリットとしてあげるべき
なのはこれでしょう。
プロが、
しっかりした目線で、
物件の目利きをしてくれる。
さらには、
維持管理まで責任をもってしてくれます。
なぜなら
しっかりと利回りを叩き出さないと
自分たちの利益にならないから。
あたりまえのことのように見えますが、
これらは
不動産投資を自分でやる場合は
投資家自身がやらなきゃいけないこと
です。
ふつう、
不動産のプロでもない一般投資家が、
そこまでできるわけないですよね。
そんな不動産投資へのハードルを取り除いてくれる…
そういった意味で、
COZUCHIは素晴らしいと思います。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-12.png)
*公式HPより
投資対象の物件が豊富
投資対象が豊富であること
もメリットです。
不動産業者というのは
たいてい、
「都内の店舗に強い」
「首都圏の中古マンションに強い」
「オフィス街の事業用地に強い」
など、
それぞれの強い領域が
はっきりしています。
それに加えて、
クラウドファンディング型の不動産投資の場合は、
運用期間も選択肢になります。
そのため自分が投資したい対象が見つからない…
ということもままあります。
COZUCHIは、
そこらへんのバリュエーションが豊富です。
たとえば2022年8月現在でも、
公式HPのトップに以下の物件を掲載しています。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-6.jpg)
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-6-1.jpg)
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-6-3.jpg)
各種の物件をそろえているので、
「ファンド一覧」から見てみてください。
きっと興味をそそられる物件が
見つかりますよ。
元本棄損の経験なし
COZUCHIはサービス開始以来、
1度も配当遅延や元本棄損がありません。
投資ですから、
不動産に関わらずですがリスクをとる以上、
とうぜんいつも利益が出るわけ
ではないです。
それでも、
COZUCHIはいままで、
一度も投資家に損をさせたことがない
ということになります。
これはシンプルに
すごいことですね。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-15.png)
*公式HPより
登録から投資までがめちゃくちゃ早い!15分くらい
登録してもらえるとわかりますが、
投資実行までがめちゃくちゃに早いです。
なんでこんなに早いんでしょう?
ITの力だなー、
なんて感心です。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-16.png)
*公式HPより
リターン上限なし
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-17.png)
*公式HPより
COZUCHIの平均利回りが
実績としてよくなる理由の1つに、
リターンの上限が定まっていない
点があげられます。
通常、
クラウドファンディングは
募集時の利回りを超えれば、
それは運営側の利益になります。
COZUCHIは
利回りが期待を超えれば、
投資家にフェアに分配する
ということですね。
そのために、
「実績利回り10%超」
を記録できているようです。
COZUCHIのデメリット
自分は宅建士で
不動産投資家
でもありますので、
不動産投資に関しては
シビアな目で見てしまいます。
不動産業者はあやしい、
不動産投資なんて
海千山千の業界モンスターが巣くう
詐欺師の巣窟…
みたいに、
変なイメージをもたれていることも
分かっています。
だからこそ、
正直不動産みたいなマンガが
人気になったんでしょうしね。
不動産投資に興味がある人は、
ぜひ一度読んでほしい名著です。
そんな自分の視点から、
COZUCHIのデメリットになる点を
いくつか列記します。
- 実質平均利回り10%超はいつまでもつのか?
- 自己信託制度で顧客資産を保全
- いつでも換金可能だが、事務手数料(3~5%)がかかる
- 人気物件は競争率が高い
- 税金は雑所得で総合課税扱い
実質平均利回り10%超はいつまでもつのか?
COZUCHIは公式HP上でも、
実質平均利回りが10%を
超えていることを
アピールしています。
なるほど…
公式でうたっている以上、
たしかにいままでの実績は10%を超えているのでしょう。
しかし、
これはいつまで続けられるのか?
投資の一般的理解として、
「米国株の年間平均利回りは5~7%程度である」
という基準があります。
世界でもっとも投資効率の高い
アメリカの株式マーケットですら、
平均して5~7%のリターンです。
そして、
ほとんどのヘッジファンドは
長期で見るとそのリターンを超えることができていない、
というのが事実。
不動産投資も同じで、
要は不動産賃貸業も
株式やコモディティ、国債などの
影響を受けて物件価格などが決まり、
利回りも左右されます。
もちろん、
不動産の目利きや管理のうまさ、
マーケティングの成功などがあれば
利回り10%くらいはいきます。
しかし…
10%超の平均利回りを
出し続けるのは至難の業
です。
というか永遠に出し続けるのは
ほとんど無理です。
なので
どこかで
10%を切るタイミングが
くるでしょうね。
とはいえですが
10%超はダメでも、
安定定期に利回りを出し続けることは
可能です。
10%超はセールストークで、
ずっと10%超のリターンがもらえるわけはないな~
くらいに思っておくのが無難ですね。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-18.jpg)
*公式YouTubeより
自己信託制度で顧客資産を保全
COZUCHIは
「弁護士や司法書士などの専門家と協議」
のうえで、
自己信託をして
投資家保護をはかっています。
もちろん、
信託はいいことなのですが、
自己信託はわりと
自由度の高い信託方法。
万が一の倒産時などには
別扱いで保全されるべき信託財産ですが、
もう少し透明度の高い資産保護の手法を
将来的にはしてくれないかなー
とも思います。
もしくは上場して企業自体の透明性を高める、
とかも
1つの方法ですね。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-11.png)
*公式HPより
いつでも換金可能だが、事務手数料(3~5%)がかかる
COZUCHIは、
投資期間中にキャッシュが
必要となれば、
すぐに返金してもらうことが
可能です。
通常の
クラウドファンディングや
不動産投資では、
満期償還があたりまえ。
その前提をふまえると、
COZUCHIはかなり
良心的だと言えます。
しかし公式HPには、
換金には事務手数料として
3~5%がかかるとの文言が。
返金の選択肢があるだけ
ありがたいですが、
手数料を払ってまでするかは
要検討です。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-18.png)
*公式HPより
人気物件は競争率が高い
クラウドファンディングは
どこもそうですが、
人気物件は競争率が高くなります。
たとえば、
こちらの代々木公園の案件。
応募率が1,184%
となっています。
つまり、
11.8倍の倍率があったということですね。
利回りが8%、
代々木公園という立地、
人気が出るのは当然。
こういった案件に
参加できるか否かは、
抽選となるので完全に運です。
![](https://katoh.blog/wp-content/uploads/2022/08/image-19.jpg)
*公式HPより
税金は雑所得で総合課税扱い
株式やREITのように
分離課税ではなく、
COZUCHIの利益は
雑所得扱いで総合課税となります。
COZUCHIが源泉徴収として
20.42%の控除をした後、
投資家の取引口座に
振り込まれる形です。
個人としての収入が高い人は、
税率が高くなってしまうのは
デメリットですね。
まとめ
いいことも悪いことも
書いてきましたが、
COZUCHIについて
理解を深めてもらえたでしょうか。
不動産投資は、
マーケットとして
とても成熟しています。
自分でやろうとすると
多額の資本が必要ですが、
それをクラウドファンディングで
解決するようなサービスは、
これからも出てくるでしょう。
COZUCHIは、
そんな中でも実績を残しているので有望ですね!
ちなみに、
デメリットにも書いた通り、
COZUCHIの人気物件は
抽選倍率がとても高いです。
「案件へ参加表明をする」
⇩
「抽選に通る*倍率がある場合」
⇩
「入金をする」
⇩
「投資実行」
となります。
つまり、
案件を見ているだけの時は
入金をする必要はないので、
まずは投資家登録だけ先にして
いい案件が来るのを待つのがベターです。
というわけで、
投資家登録はこちら
どうぞ。
今後は、
COZUCHIの実績も公開していきますので、
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うれしいです。