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アメリカ、ロサンゼルス国際空港(LAX)でのPCR検査の受け方

*こちらは2022年5月現在の情報です。正しくは必ず日本政府、ロサンゼルス領事館などのHPをご参照ください。

在ロサンゼルス総領事館:在ロサンゼルス日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)

2022年5月現在、海外からの帰国に際しては、コロナの検査を受けて陰性証明書を提出することが求められています。
有効な証明書が提出ができない場合、フライトへの搭乗拒否や入国拒否をされる恐れがあります。
日本人であっても日本に帰れないという事態に陥りますので、絶対に適切な検査をしておく必要があります。

2022年5月中旬に実際にアメリカ、ロサンゼルス国際空港(LAX)でPCR検査をして帰国しましたので、その方法を記録として残しておきます。

ロスから帰国される予定のある方はぜひご参照ください。
*検査会社、検査場所、求められる検査内容などは常に変化することが予想されますので、一次情報は必ずご自身でご確認ください。

目次

帰国時のPCR検査

現在、海外から日本への帰国時には、PCR検査をして陰性であることを証明しなければなりません。
証明できない限りは航空会社から搭乗拒否をされてしまいますので、必ず事前に検査を受けましょう。

日本へ出発する72時間以内に検査を受け取得した陰性証明の提出が求められ、日本の到着空港で改めて検査が実施されます。このほかにも、指定アプリのダウンロードや、様々な防疫措置を遵守する旨の誓約書の提出が必要です。入国後の自宅等での待機や公共交通機関の不使用、指定アプリでの健康フォローアップなどは、日本入国前の滞在国・地域、ワクチン3回目接種の有無などによって異なります。

はっきりいって複雑ですし、海外にいると検査方法もいろいろとあってどれが日本帰国時に有効なのかわかりづらいです。
帰国予定の方は予め情報をご確認の上、必要な検査を受けることになりますが、とりあえずロサンゼルスから帰国する際はこの記事で紹介する内容で問題ありませんでした。

隔離無しで海外渡航、帰国ができるようになったのはとてもいいことですが、今後もしばらくはこの体制は続くでしょう。

ロサンゼルス国際空港(LAX)のPCR検査会社と申込方法

ロサンゼルス国際空港(Los Angeles International Airport: LAX)は全米で2番目、世界全体でも3番目に大きい国際空港です。
アメリカに渡航する日本人の利用も非常に多いでしょう。

LAX内では、Clarity MOBILE LABという医療機関がPCR検査と陰性証明書の発行をしています。
場所はTerminal 6の外です。
*国際便が出ているトムブラッドリーターミナル(TB)とは違いますのでご注意ください。とはいえTBから徒歩15分ほどなので、シャトルバスの降車を間違えてしまったら歩いて行くことも可能です。

自分が検査を受けた2022年5月時点では、下記のあたりに検査場所がありました。

Clarity Mobile Lab, LAXの場所

LAX内で受けられるPCR検査、Clarity MOBILE LABの申込方法

下記公式ウェブサイトから予約し、申し込みが可能です。
費用は199米ドルでした。

Clarity Scheduler (claritymv.com)

申し込み方法を記載します。

①まず、Sign Upからメールアドレスとパスワードを入れてアカウントを作ります。

②IDとパスワードを入力して、個人情報を入れてログインすると、下記のページが表示されます。

③My Reservations⇒Scheduled⇒Schedule reservation +で下のページに遷移します。

④一人で受ける場合は、最初からMyselfにチェックボックスが入っている状態でNext、同行者がいる場合はAdd a companionをクリックして同行者の情報を入れます。その後、検査種類と場所(といってもLAXしか選択肢が無かったですが)が出てきます。

ここで検査種類と日付を指定するのですが、気を付けていただきたいのはAntigen(抗原検査)ではなく、PCRと表記されているものを選んでください。

90mは90分、3hrは3時間、24hrは24時間で結果が出るもので、それぞれ90m(199USD)、3hr(175USD)、24hr(125USD)と値段が異なります。
自分はアメリカ一周の疲れがあってちょっと体調が良くない気がしており、早く結果を知りたかったので90m(199USD)で申し込みました。

⑤ 検査種類を選択⇒Select a special caseでGeneral Testingを選択⇒Pick a dateから希望する日付を選択⇒Pick a time slotで時間帯を選択します。

朝8時半から夜9時まで選択肢がありましたので、この時間帯に受けられるように行きましょう。
この後はクレジットカードなどの決済情報を入れて、予約終了です。

LAX、PCR検査会場

予約の申し込みができたら、LAXのターミナル6(T6)に向かいましょう。

シャトルバスやタクシーでT6で降りたら、空港の反対側に黄色い傘が立ち並ぶ検査会場が見えるはずです。

LAXのT6前、PCR検査会場(Clarity MOBILE LAB)
LAXのT6前、PCR検査会場(Clarity MOBILE LAB)、近づくとこんな感じ

予約をしている場合は、スマホでメールを提示して、奥の黄色いボックスで医師に鼻から喉をグリグリされて検査は終了です。

午前11時くらいに行ったのですが他に誰も受ける人がおらず、検査もすぐに終わるので滞在時間は5分ほどでした。

陰性証明書の取得とMy SOSへの登録

検査結果はメールできます。

再度Clarity MOBILE LABにログインし、Test Resluts⇒Available⇒〇×(指名)test resultで検査結果をPDFでダウンロードすることができます。

以下がダウンロードできる検査結果で、日本帰国に必要な英文の陰性証明書になります。

これを持っていれば帰国できます。

ホテルなどでプリントアウトして持ち運んでもいいですが、一度スマホでファイル保存するなどして、厚生労働省が水際対策として出しているアプリ、『My SOS』にアップロードしておくと帰国時に便利です。

My SOSの登録は必須ではありませんが、この記事を見ている方はスマホを持っているでしょうから、登録をしておいたほうがいいと思います。
電子的に登録すれば、紙の書類は不要ですし、日本の空港でファストトラックという少し早く入国検査などが進む対応も受けられます。
面倒な手間も時間も省けるのでやっておきましょう。

空港外のPCR検査

空港でPCR検査をして陰性証明書を出してもらうのが、旅行者にとっては最も楽だと思いますが、ほかの方法も政府からは紹介されています。

例えば、ロサンゼルス総領事館は日本語で相談の煮ってくれる日系医師がいる医療機関を下記のページで紹介してくれています。
もし下記の医療機関のほうがアクセスが良ければ、帰国前日などに検査をして証明書をもらっておきましょう。
リストの全医師がPCR検査に対応しているわけではないそうなので、訪問する前に電話などで事前に確認しておいたほうがよさそうです。

CAP医療機関リスト | 在ロサンゼルス日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)

まとめ

出張や旅行などで海外に出ても、なかなか日本語の情報も少なくて帰国用のPCR検査が不安という方も多いのではないかと思い記事にしてみました。

ロサンゼルスから帰国する場合は、このLAX内のClarity MOBILE LABで最短90分で有効な陰性証明書を出してもらうことができます。

チェックイン時には陰性証明書を持っている必要があるので早めに空港に行かなければなりませんが、もしLAXでPCR検査を受ける場合は参考にしてください。
*入国制限の条件やPCR検査会場存続有無など様々な変動要因がありますので、必ず一次情報も調べるようにしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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