NFT 仮想通貨

NFTのはじめかた・OpenSeaの使い方を解説【初心者向け】

2022年7月10日


NFTを試してみたいと思った人が
まず触れるワードが
「OpenSea」
だと思います。

OpenSeaは
アメリカ発のNFTマーケットプレイス
です。

世界の9割以上のNFTが
OpenSeaのプラットフォーム上で
取引されており、
事実上の世界標準になっています。

まだ英語以外の言語に対応しておらず、
なんだか難しくて分からない
といった方も多いかと思います。

この記事では、
実際に日本で最大規模の人気があるNFT、
CNP(Crypto Ninja Partners)を
OpenSeaで購入する手順を、
画像を見ながら理解することを目指します。

OpenSea, July 2022.

目次

NFTとは?

NFTとは、「Non-Fungible Token」(非代替性トークン)の頭文字をとった略語です。

非代替性の文字通り、NFTが付与されたトークン(つまりデジタルデータ)は、「世界で唯一のもの」と証明されます。
具体的には、NFTはそのデジタルデータの所有者、制作者などの履歴が記録された証明書付きデータと定義できます。

ビットコインやイーサリアムと同様にブロックチェーン上でその証明がなされており、ブロックチェーン(具体的には、ブロックチェーン上で改ざん不可能な所有権が追跡される仕組)がNFTを可能にしたと言えます。

NFTの概要や歴史を下記の記事にまとめましたので、背景なども知りたい方はご参照ください。

OpenSeaとは?

2017年にサービスを開始した、世界最大のNFTマーケットプレイスです。
グローバルのNFT流通の9割以上がこのプラットフォーム上で取引されており、事実上の世界標準となっています。

大半のNFTはOpenSeaを介してやり取りされており、ほかのプラットフォームも基本はOpenSeaを参考にしていますので、NFTをはじめる場合はまずはOpenSeaでやり方を学びましょう。

OpenSea, July 2022.

OpenSea, the largest NFT marketplace

OpenSeaの使い方:準備編

OpenSeaでNFTを売買するには、まずは準備として以下の3つの手順を踏んでください。

①イーサリアムの準備
②メタマスクの準備
③OpenSeaの登録

1つずつ説明していきます。

イーサリアムの準備

NFTの基軸通貨はイーサリアムとなっています。
ほかの仮想通貨が使えることもあるのですが、9割以上はイーサリアムなのでまずはイーサリアムを用意しましょう。

もしイーサリアムの買い方が分からない場合は、下記の記事を参照して国内最大規模でマネックスグループの信頼できる取引所、コインチェックで口座を開設してイーサリアムを購入してください。

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メタマスクの準備

NFTのやり取りには「仮想通貨ウォレット」が必要になります。
ウォレットの言葉通りに財布の機能があるのですが、NFTにとっても財布として保管機能を発揮してくれます。

ウォレットは色々あるのですが、まずは世界で最も普及しており汎用性も高いメタマスクの導入をしましょう。

メタマスクの準備がまだの方は以下の記事を参照してください。

OpenSeaの登録

イーサリアムとメタマスクの準備が整ったら、OpenSeaにメタマスクを連携していきます。
まず、OpenSeaのトップの右上の「3本線(ハンバーガーアイコン)」⇒「Connect Wallet」をクリックしてください。

OpenSea, the largest NFT marketplace

そうすると、下記のようにウォレットの選択画面になりますので「MetaMask」を選択して接続するウォレット選んでください。
*メタマスクを導入してる人はGoogle Chromeのブラウザを利用している人が多いでしょうから、OpenSeaの操作もChromeを使うことをおススメします。

接続がうまくいけば、以下の画面に遷移しますので「Accept and sign」⇒「署名」をしてください。
これでOpenSeaへのウォレットの接続は終了です!

OpenSeaの使い方:購入編

さて、これでOpenSeaでNFTを買う準備は終わりました。
ここからは実際にNFTを購入する方法を説明します。

NFTを探す

まずは、「Explore」を選択してみましょう。

「Explore」のページに遷移すると、今注目を集めているTrendingや、最も売れているTop、音楽のMusic、実写NFTのPhotographyなど、各種カテゴリーのNFTを探すことができます。
ここでお気に入りを見つけるのもいいですね。

もっと詳細に探したい人は、検索機能を使いましょう。
上段の「Explore」⇒「All NFTs」で左にフィルターが表示されます。

左側にフィルターが表示されていますね。
ここでは、以下の検索方法でNFTを絞って探すことができます。

Status:販売方法、オークションか定額かなど
Price:価格帯、2020年7月現在はUSD、ETH、SOL建てで検索可能
Quanity:数量、単品かセット販売かなど
Collections:プロジェクト、もしくはアーティスト別など
Chains:ブロックチェーン別
Category:アート、音楽、写真、スポーツ、トレーディングカード、などのカテゴリ別
Currency:販売されている通貨

1つ1つ説明していきます。

Status:販売方法

Statusは販売方法です。

Buy Now:定額で購入可能

On Auction:現在オークション開催中

New:新しく出品されたもの

Has Offers:オファーを受けているもの

最初はBuy Nowで買ってみましょう。
Buy NowとNewは説明不要だと思いますので割愛しますが、AuctionとOffersは説明いたします。

オークション

オークションで検索したところ、下記のNFTがもうすぐ落札されるところでしたので事例とします。

まず、「Mutant Ape Planet #1725」はこのNFTの名前です。
「Sales ends July 9, 2022 at 5:41pm GMT+9」は、2022年7月9日午後5時41分にオークション終了を意味します。
GMT+9はグリニッジ標準時間+9時間を表しており、つまり日本時間のことです。
日本からアクセスすれば自動的にGMT+9になります。

Minimum bidは0.034ETHと表示されていますが、これは現在の入札価格です。

Listingsは誰がいついくらで入札したかを表しています。
「Place bid」から入札も可能です。

ヤフーオークションを触ったことがあれば、ほぼ同じだと理解できますね。

オファー

オファーはオークションと異なり、ミニマムビッド以上で入札していくというよりは、「Make offer」からいくらで売ってくれませんか?と出品者にお尋ねしていく形になります。

オファー形式で出品している人のページは上記のようになります。

13.49ETHがCurrent priceとなっており、この価格でいいなら「Buy now」から購入可能です。
その下にOffersがあり、誰がいくらでオファーを出しているかを見ることができます。
「Make offer」から、Offers以上の価格でオファーを出していけば、もしかしたら購入が可能かもしれません。

Has Offersから検索できるのは、こういったオファー形式で出品されているものです。

Price:価格帯

Priceは価格帯を指定して検索します。

2020年7月現在はUSD、ETH、SOL建てで検索可能です。

以前はUESとETHだけでしたので、今後は通貨も増えていくかもしれませんね。

Quanity:数量

単品かセット販売かを選択します。

Single itemsは単品という意味ですが、OpenSeaではセット売りも可能です。
Bundlesがセット売りという意味です。

上記の例のように「5 X」と書いてあるものは、5枚のNFTを0.2ETHで売っているということになります。
「Buy bundle」で下記のように5枚を購入可能です。

Collections:プロジェクト、もしくはアーティスト別など

Collectionsでは、プロジェクトやアーティスト別に検索することができます。
例えば、BAYCと検索すれば、以下のようにBored Ape Yocht ClubのリストされているNFTが出てきます。

Chains:ブロックチェーン別

Chainsはブロックチェーン別で検索可能です。

NFTは各ブロックチェーンの上に存在していますので、ブロックチェーンを移動するにはブリッジという作業が必要です。
通常はまずは存在しているチェーン上でやり取りします。

2022年7月現在はイーサリアム、ポリゴン、クレイトン、ソラナの4種が使えます。
調べてみたところOpenSea上の約61%がETH建てでしたので、まずはイーサリアムだけでいいと思います。

Category:アート、音楽、写真、スポーツ、トレーディングカード、などのカテゴリ別

Categoryは、アートや写真などのNFTのカテゴリーを指します。
Exploreからも検索できますので、好みのNFTをこちらから検索してみてください。

Currency:販売されている通貨

Currencyは、販売されている=出品者が受け付けている通貨で検索ができる機能です。
OpenSeaは多様な通貨に対応しようとしていますが、基本はETHもしくはWETHとなります。
*正直、この検索機能はあまり機能していないです…ので現状では使わないほうが無難です。

NFTを購入する

NFTの検索方法を理解したところで、ここからは実際に購入するNFTを選択していきましょう。

例として、日本最大級の人気NFTシリーズであるCNP(Crypto Ninja Partners)を購入してみます。

Buy nowで購入する

こういった人気シリーズは、コレクションから「crypto ninja」と検索すると出てきます。

ほしいNFTを選択したら、次のページに遷移します。

ここでは「Mitama-Green #17098」を例にします。
メタマスクが接続された状態で、「Buy now」を選択します。

以下のページに遷移しますので、「Checkout」。

その次はメタマスクが起動して、手数料込での合計金額を支払うかどうか表示されます。
「確認」でイーサリアムの支払いをOKしましょう。

これで購入終了です。
晴れてNFTオーナーになりました!

これが、今回買ったCNPのミタマです。
HTMLで載せておりまして、もし将来的に自分が誰かに売っても、一度は自分が持ってたことを証明できるのでなんかいいですね。

Make offerで購入する

ちなみにもう1つ、CNPの「Mitama-Gold(scroll) #2216」も欲しくなってしまいました。
同じように買ってもつまらないので、こちらは「Make offer」を出しています。

この0.55WETHでFromがyouになっているのが、自分です。
0.6ですぐ買えるものを、少し値引きして0.55でオファーを出してみました。

およそ3時間後…オファーが通りました!
出品者が受け付けようか迷うくらいの、多少割り引いたオファーを出してみるのも面白いですね。

まとめ

ばらくして振り返った時、このNFTがどのくらいの金額になっているかも楽しみですね。

NFTの買い方をゼロからまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

イーサリアム、メタマスク、OpenSeaとの接続、NFTの選択、NFTの購入と手順を追って進めていけば、とても簡単にNFTを買えることが分かったかと思います。

自分もこれに合わせて、メタマスクのアカウントを作ってCNPを2体買ってみました。
NFT、面白いですね。
これからもいろいろと買ってみようかなーと。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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